スポーツマンシップとは

りっちの中学で今日、スポーツ大会が行われたそうです。
りっちはバレーボールに出場する事になり、10日ほど前から朝練や休日返上で練習をしていました。
クラス対抗なのでどのクラスも1年生の№・1になる為頑張っていたようです。
競技種目は男女共にあるドッジボール、女子のバレーボール、男子のサッカー、そして全員で綱引きをやったそうです。

どのクラスもバレー部在籍者中心のチームを組んでいるのに対し、りっちのクラスは唯一のバレー部員がドッジボールチームに引っ張られてしまったそうです。
身体の大きな子や球技をやっている子がすべてドッジボールに引きぬかれ、残ったのは小さな子や運動が苦手な子ばかりでした。
バレーボールのルールを全く知らないりっちが唯一160センチ以上あり、そこそこの運動ができるので頼りにされてしまったそうです。
「りっちのポジションなあに?」「わかんない!」「ほら、セッターとか・・・」「ああ、エースだって!」
おいおい、それはポジションではないぞ・・・(エースアッタッカーと言われた様子)

こんな調子で大丈夫かしら?なぜドッジボールにしなかったのと聞くと、
「小学生の時真正面に飛んで来たボールを空手の要領で払いのけちゃって、アウト!」
そう言えばりっちは蹴ったり、払いのける競技ばかりしてきたっけ・・・
男女共ドッジボールは1位になり、サッカーも上位に入ったそうです。
さてバレーボールはというと・・・残念な結果に終りました。
どのクラスよりも経験者がいない分頑張って練習してきた仲間達。
負けたとはいえ、審判(競技をしていないクラスが回り持ちでやる)の判定ミスなどでスッキリしない負け方だったので悔しさがこみ上げ何人かの仲間が泣いてしまったそうです。
その時追い討ちをかけるような痛烈な一言が。
「何泣いてんのっ!こっちは1位になったてのに、あんた達のせいで総合1位になれなかったじゃないの!」

「えっ!?同じクラスメートなのにそんなこと言う人がいるの?」
(バレーボールが勝てなかったのは運動能力の高い子ばかりドッジボールに引きぬいたあんた達にもあるんじゃないのっ!・・・と私だったら言いたい気分でした)
「うん。すごく嫌な気分になっちゃった。でも・・・」
私に今日の出来事を話すりっちは心身ともに疲れきって、ソファーに沈み込んだままだるそうに続けました。
「でも、いつも練習の時ふざけたり、ボールがくると怖いよーって逃げ回ってたSが『みんな一生懸命頑張ったんだよっ!』って言い返したの。S自身物凄く頑張っていたんだよ。」

「競技が始まる前に体育の先生が『スポーツマンシップにのっとり・・・』と言っていたのに、他のチームから「楽に勝てたわ。」とか失敗した子を馬鹿にしたり、その時の失敗の真似をしてさらに笑った人がいっぱいいたんだよ!こんなのスポーツマンシップに反するよね!!」

今日1日でいろんな経験をした娘。スポーツマンシップだけではなく、人を思いやったりいたわったりする優しい心を持たなければいけないことも勉強してくれたようです。
嫌な事があったら心に溜めておかずに家族に話してね。お父さんやお母さんはあなたよりたくさん生きている分アドバイスができるからね。

夕食後1日の疲れからか頭痛でダウンしてしまったりっち。
たっぷり眠って、明日元気になあれ★


<3月16日:追記>
今日分かった事ですが、りっちのクラスは総合1位になっていたそうです。
綱引きの点数が加算される前の順位を皆で見て判断してしまったとか。
けれども3クラスが同点だったため3クラスが「1位」という不思議な結果になったそうです。
[PR]

by livingmama | 2005-03-14 23:44 | 日記