先生、ありがとうございました

3月最後の日。
りっちにとってちょっぴり寂しいお別れの日。

小学校5,6年生時の先生が退職されると知ったのはおとといのこと。
定年退職には早いのではないか、もしかして体調不良?
少し心配なこともあってりっちとご挨拶に行くことにしました。
しかし小学校を離れて早6年、何時から離任式が行われるかわかりません。
近所に小学生はいないし、仕事仲間のKさんに聞いてみよう!とメールをうったところ・・・
「娘の担任の先生です」との回答がありました。
ご縁ですね~その先生が近くの小学校に赴任されて最初に受け持ったのがりっちで、最後に受け持ったのがKさんのお嬢さんだなんて。

りっち、朝起きるなりシフォンケーキを作りにかかりました。
離任式が9時から11時までと聞いていたので11時半位に行こうかと思っていました。
が、まさかのりっちの寝坊により焼きあがったのが11時半!
シフォンケーキは冷めるまで逆さにしておかないと生地が沈んでしまいます。
先生も12時にはまだ帰らないだろうとふんで冷め次第ラッピングをしました。
するとりっち、自分の部屋に篭ってなにやら始めたではないですか。
先生が帰っちゃったら元も子もないのでりっちの部屋に行ってみると・・・
一生懸命なにやら書いています。
ああ、お手紙ねといったら手を止めずに違うと一言言いました。
では何を書いているの・・・ああ、先生の似顔絵!
先生、りっちのマンガっぽい絵の大ファンだったものね。

出来上がり次第小学校に行ったらタッチの差で食事に行ってしまったとの事。
自宅に帰られたのでないことがわかってちょっぴりホッとしました。
こちらも食事をしにいったん戻り1時間後に小学校へ。
私たちのほうが5分ほど早く着いたのですが、先生職員用玄関に入ってくるなり大きくなったりっちを見てビックリされていました。
シフォンケーキと先生の似顔絵入りお手紙を渡したら先生の目に熱いものが・・・
「やだ、先生涙が出てきちゃった・・・嬉しくて、嬉しくて。」
ケーキよりお手紙の方を喜んでくれました。
先生、定年まであと1年あるけれど1年間だけ移動するのは嫌だったとの事。
どうせなら大好きなこの小学校で最後を迎えたいと思ったそうです。
お体の調子が悪かったのではなくて安心しました。

「先生ね、あなたが漫画家になってくれると楽しみにしていたのよ。でも将来パティシエになるのね。お店出したら絶対買いに行くからね。」
そのあと思い出話を少ししてからりっちの学年の卒業制作を見に行きました。
6年前、本館と別館をつなぐ廊下が暗かったので、少しでも明るくなるようにみんなで壁画を描いたのでした。
中心となって描いたのが各クラスの代表2名づつ。
りっちは1組の代表でした。
「あ、この山を描いたの私だ!花は・・・これこれ、みんなと同じのは嫌だったから^^」
先生、他のクラスの先生よりスマートに描いてくれたのが嬉しかったとおっしゃっていました(先生の下書きはりっちが描いたそうです)

先生がおやめになったらこの壁画を語れる人がいなくなってしまいます。
寂しいですが今度3年生になるKさんのお嬢さんにお話してみようかしら。
「一番端の子がうちのお姉ちゃんよ。メガネをかけた女の人があなたの担任だった先生よ。」
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by livingmama | 2010-03-31 22:36 | りっち