ぶらり途中下車(しない)の旅

山形に住む知人の息子さんが都内の高校に進学することになり、入寮するため入学式の一日前に上京してきました。
たまたま学校が休みだった息子と上野駅までお出迎えに行きました。
上野駅構内は私が通学する途中乗で換えていた頃より格段に進歩し変化を遂げていましたが、駅前の西郷さんの銅像がある公園の真下のビルはほとんど変わりなく、「ああ、上野に来たんだな」となぜかホッとする風景です。

友人親子と京成電車の改札前で別れた後、息子と不忍池を横目で見つつ湯島まで歩いていき目的地の『上野デリー』へ。
息子推薦の「カシミールカレー」を注文すると、濃いこげ茶色のサラサラのルーの中に骨付きの鶏の手羽元とじゃが芋半分がどどーんと居座っていました。
お味は・・・あ、こくがあっておいし・・い・・・・!?か、辛っっっ!!!
大抵の辛めのカレーは平気なのですがこれはものすごく辛い!でもお味がいいので食べたくなっちゃう、でも辛い・・・これの繰り返しでした。
不思議な事に額に汗をかかず涙が出てきました。しかも会計の時、喉がヒリヒリして声が出ませんでした。こんな事初めて!
普通のカレーの5倍の辛さにいきなり挑戦したのは無謀でしたね(^^;)

唇と喉のヒリヒリがおさまらないので『上野デリー』斜向かいにある『みつばち』で小倉アイスを注文。
ここは高校時代から時々訪れていた甘味屋さんですが店内には入った事が無くいつも店頭で「小倉アイス!」
縁日の金魚すくいの時に出てくる丸い最中の皮の形ですが、みつばちの皮はぱりっと薄く食感が良い事この上ありません。
中の小倉アイスに至っては上品な甘さでさらっとした口どけが心地よく、あんなにヒリヒリして水を飲んでもおさまらなかった口の中がたった一口で解消されてしまったのです。

小倉アイスを食べ歩きながら湯島天神まで来てしまいました。
学問の神様なのよーと息子に教えると「大学受験の時に来るか」と言っていましたが、彼のもうひとつの目的はカレー&小倉アイスと見た母でありました。
お天気が良いのでそのまま秋葉原方面に向かいました。

秋葉原は通常ですと駅から電気街へと向かうのですが、湯島から秋葉原駅へ向かったのは初めてでした。
会社が多いなぁ、とブラブラ歩いていたら突然周りが派手な看板に埋め尽くされました。
十数年のうちにおばさん一人では歩くのも恥ずかしくなるようなゲームショップとアニメショップの街に変貌していました。
そして昔から外観がそのままの『アキハバラデパート』は一階の軽食コーナーに外国の方々があちらにもこちらにも。
電気街で食事処を探すのが難しかった昔と違って、今は結構ラーメン屋やコーヒーショップがあるのに人々はここに集中していました。(比較的お安いからかしら?)

ここから総武線に乗って千葉へ帰ろうとしたのですが昭和通りにでたらなんとなく人の流れに乗って浅草橋方面へ。
そのまま歩き続けて浅草橋-両国-錦糸町までぶらぶらぶらり。
高校の時の同級生の家の前を通ったり、柳橋で趣きの有る佃煮屋さんを発見したり、両国でお相撲さんと沢山すれ違ったり、信号待ちをしていたら消防車が6~7台も目の前で止まったり(ラーメン屋さんがぼやだったようです)とぶらり歩きをしなければ体験できないような事に次々と出くわしました。

お天気が良かったからこそ上野から錦糸町まで歩いてしまう暴挙に出てしまったのですが、さすがに家にたどり着いた時はチョット足が痛かったです。
「時間さえあれば市川(千葉県内)まで歩いたのになぁ、と言っていた息子も帰宅するやいなやソファにどさっと身体を投げ出していました。
しかし私は迫り来る夕飯時間のため座っても要られずそのまま着替えだけをして買い物、夕食の準備・・・
うーん、母は強し!?と誰か言ってヨー!
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by livingmama | 2005-04-07 23:32 | 東京散歩