ベタベタちゃん
夏になると怪談話しや幽霊スポット特集などがテレビや雑誌で見うけられます。
今年は日本の妖怪を取り上げた映画ももうすぐ上映されますね。
私は妖怪さんはちょっと苦手なのでアニメの鬼太郎シリーズもオープニングからエンディングまで30分間きっちりと見た事がないのですが、ぬりかべや一反もめん、砂かけばばあなどという名前ぐらいはさすがに聞いた事があります。
その妖怪さんのお仲間に『べとべとさん』というキャラクターがいると知ったのは割合と最近の事でした。
ネーミングからするとベタベタまとわりつくような気がしていましたが、調べて見るとかなり違っていました。
<一人で夜の田舎道を歩いていると,どうも後ろから誰かついて来るような気がする。実際,足音も聞こえるような気がする。でも振り返ると誰もいない。こういう状況がべとべとさんと出会っている状態だそうだ。 事情通はこういうときには,「べとべとさん,お先におこし。」というのだそだ。そうすると足音だけが自分を抜いていくのである。夜道は落ちついて歩けってことだと思われる。>
「べとべとさん,お先におこし。」、この言葉から関西系の妖怪さんと見た私。
べつに身体がべとべとするわけじゃなんだ、と真相がわかり気分もすっきり。
・・・と、前振りはこのくらいにしておいて。
日曜日の早朝、電車でディズニーリゾートがある舞浜駅に向かったりっちと私。
ディズニーシーへはリゾートラインというモノレールを利用しますが、そのホームへ向かう階段でりっちが小さく言いました。
「あ、ベタベタちゃんだ!」
先程からなが~く説明してきた『べとべとさん』とは全く関係ないベタベタちゃんとは!?
電車の中で私達の向かいに座っていた高校生(ぐらい)のカップルの事で、やたらと彼氏の方が彼女にべたべたとくっついていました。
それが彼氏の方が眼鏡をかけて頭髪も全くいじってない、いわゆる「のび太」系の少年で、彼女は「しずかちゃん」よりずーーっと地味目な少女だったから逆にものすご~~く目立っていました。
「彼女の方はちょっと迷惑そうな顔をしていたよね。」とりっち。私もそう感じた、ってしっかり観察していた親子でした。(^^;)
そして21時のディズニーシー内ですれ違った人物は・・・
「ママ!ベタベタちゃんだっ!!」
夜遅くまでお疲れ様でした。「のび太」くん、しっかり最後まで彼女を送り届けるんだよ~!
by livingmama | 2005-08-02 09:22 | 日記