金木犀

c0022231_2255539.jpgこの時期、窓を開けたり外を歩いていると何処からともなくいい香り~
我が家には無いけれど、ご近所さんの金木犀の香りがやさしい気分にしてくれます。
私、秋の植物では金木犀が一番好き!

この木に出会ったのが小学校4年生の秋。
ちょっぴり都会の川崎市から林に囲まれた埼玉県の小学校に転入してすぐのことでした。


広い校庭のど真ん中にその大木はどどーんと居座り、運動会の時期が近づくと柔らかな甘い香りがあたり一面に広がるのです。
どのくらい大きかったかと言うと、子供3~4人が木の周りで手をつないで囲んだくらいだったように思います。
電機メーカーのCMに流れてくる「この~木なんの木・・・」のバックに映っている大木を見て、アノ金木犀を映せばいいのに、なあんて思ったものでした。
近くに牛小屋があったため、風向きによっては息苦しいこともあった校庭でしたが、この木の下に行くと甘い香りが別世界に連れて行ってくれるようでした。

小学校を卒業し、地元の中学校に進学しなかったためか、自宅から離れたところの小学校に行く機会も減り、社会人5年目にして東京都内に家族揃って引っ越してしまいました。
離れてしまうとあの大きな金木犀が急に懐かしくなり、息子が小学校4年生の時、娘が小学校6年生の時にそれぞれを連れて見に行ったことがあります。
校舎や遊具は多少変わっていましたが、あの金木犀はまだ校庭のど真ん中にどーんと構えていました。
地元の人の話ではかなりの老木になっているので、いつ倒れてもおかしくない状態のようですが、私のように突然ひょっこり尋ねてくる卒業生のために、いまだに頑張ってくれているようです。
金木犀の花の一つ一つはとても小さいのに、それが集まると行き交う人の足をふと止めて、みんなをやさしい気持ちにしてくれる力があると思います。

今年はいつもより期間が短かったような感じがしました。
というよりも花の量が少なかったような・・・
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by livingmama | 2005-10-11 12:47 | 日記