探偵 ミセス・メープル

昨夜10時頃に兄ちゃんがバイト先から電話をかけてきました。
「どうしよう!チャリが盗まれた!!」
何!?鍵はかけてなかったの?
「鍵、壊れかけているのかかかりが悪いから最近かけていない・・・」
どこで盗られたの?
「(バイトの)店の横にいつもとめてた。ボロ自転車だから絶対取られないと思ったのに。」
案外ボロだから相手も怒んないだろうって思う輩がいるんだよ。(これはパパさんのセリフ)
「うー、明日チャリ使うのに!自転車買う余裕ないよぉ~。」

兄ちゃんが使っている自転車はおじいちゃんのお下がりです。
もう10年以上も使っている年季が入ったもので、住所と事業所名が書かれています。
高校が自転車通学ではなかったので自分の物は小学校卒業以来持っていなかった息子。
おじいちゃんが古い自転車はもう使わないから捨てようとしていたのを息子がもらいました。
もったいないのと、新品より古い方が盗まれにくいからという理由で。
それなのに盗まれてしまい兄ちゃんはしょんぼりしてしまいました。

「交番に寄った方がいいかな?」
ううん、とりあえずいったん帰宅しなさい。
まずは晩ご飯を食べて落ち着いて!
「わかった・・・(しょんぼり)」

さあ、息子の帰宅と入れ替えに私は皮ジャンに腕を通しました。
「今からどこに行くの?」
自転車を探してくる!ちょっとある考えがひらめいたからっ。

兄ちゃんのバイト先は駅を挟んで反対側で、駅から徒歩10分くらいの住宅街にあります。
そこから盗んでどこへ行くのか。
駅前で盗まれたら犯人(?)の自宅や出かけたい先方面でしょうが、住宅街なら・・・
おそらく駅!
電車の時間に間に合わないから乗って行ったと考えれば駅の入り口付近にあるはず!

一応我が家側の駅前をチラチラ見て歩きましたがそれらしきものは無し。
さあ、駅の反対側は・・・
車椅子やベビーカー用のスロープに眼をやると、その先に3台倒れた自転車がありました。
あ、ビンゴ!
一番駅寄りに倒れていたのが兄ちゃんの自転車でした。
しかし、まさかとは思いましたがこんなにあっさり見つかるとは。
すぐさま家に電話をするとりっちが出ました。
見つかったことを告げるとりっちの背後から「よかった~!」と兄ちゃんの声がしました。

自転車を無断で乗って行った人!
ボロボロ自転車でもおじいちゃんと兄ちゃんの思い出が詰まった大事なものなんですよ。
もう、二度とこんなことはしないでくださいね。

自宅に戻るとパパさんが玄関までむかえてくれました。
「よく見つかったなぁ!」
ふふん!これからは私を名探偵と呼んでくれ。
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by livingmama | 2008-03-17 17:21 | 日記