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「ちょっと、眼を離したすきに・・・」

『1歳4ヶ月の女児、エスカレーターに左手薬指を挟まれ切断』

痛ましい事故がおきてしまいました。
「ちょっと、眼を放したすきに・・・」
この言葉が私の記憶に突き刺さります。

(過去ログで同じ話をアップしたかもしれませんがご了承ください)
りっちが1歳3ヶ月の時、デパートのベビーカーに乗せてパパさんが押して歩きました。
もちろんシートベルトはしていました。
私は兄ちゃんを連れてアイスクリーム店でまさに注文をしようとしていたその瞬間!
「うぎゃーーーーーっ!」
りっちのただならぬ泣き声が聞こえました。
ベビーカーからデパートの床(しかもそこは大理石でした)に頭から落ちてしまったのです。
ベビーカーに駆け寄りりっちを抱き上げると大泣きしていたのがいきなり止まり、顔色がみるみる白くなっていきました。
私は娘の名前を叫びながら兄ちゃんとパパさんを置き去りにして、娘を抱えエスカレーターを駆け上がり医務室へ急ぎました。
ほっぺたを叩いても無反応の娘。
嘘!死んじゃったの!?
もう、私は大パニック!!
医務室の前で待たされている時、側にいた男性が娘を見て言いました。
「脳しんとうじゃねえか?心臓は動いてんだろ?」
はっ!うかつでした。
心音を確かめていませんでした。
動いてる~!
そのうち顔に赤みが戻ってきました。
医務室の先生の診断はやはり脳しんとう。
1週間は気をつけて観察するように言われ帰宅しました。

ベビーカーのベルトはしていたのですがベルト穴がりっちの大きさにあわず、するりとぬけて立ち上がってしまったようです。
そして頭から大理石の床にドンと落ちてしまったのです。
「ちょっと、目を離したすきに・・・」
これが取り返しのつかないことになってしまうことも少なくありません。
りっちは幸いなことに後遺症も残らず現在に至っております。
子供は幼稚園に行く年頃まで眼が離せません。

by livingmama | 2008-04-08 23:21 | 子育て・教育