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うどん王国へ  ~番外編~

高松駅前まで戻ると、何?この人ごみは!
なんと港で花火大会があるとか。
返却時間の18:30までにレンタカー屋までたどり着けない!
それでも頑張って何とかたどり着いたのが18:28でした。
18:30まであと2分!セーフッ!!

夜行バスの発車時間が19:10なので余裕があると思っていたら・・・
駅前は人の波がザバ~ン、ザバ~ンと信号が替わるたび押し寄せてくる!
とりあえず、トイレに行ってからコンビニで飲み物を買おう。
うぎゃ~~!トイレは長蛇の列。
でも、なれないところでは探すより並んだ方が早いかも。
兄ちゃんにはコンビニで飲み物とバスの中で食べる軽食を買うように言いつけました。
バスの時間まであとわずかなのに兄ちゃんが戻ってきません。
携帯は留守電になっちゃうし・・・。
パパさんが見に行くとコンビニの中は通路が全部人で埋まってるっ!
今度は私が交代でコンビにへ。でもくまなく探してもいない。
あと10分!
するとなんと兄ちゃんから電話がきました。
「母、どこにいるの?」
あなたを探していたんでしょっ!そっちこそどこよっ。
「ドコモが見える所、建物の角。」
それじゃわかんないよ~、とりっちが待っているところに戻ると、兄ちゃんいたっ!
それならりっちといるって言ってよ~。あれ?パパさんは?
「飲み物買いに行くって。」
この混雑の中どこに行ったのぉ~~。
するとまもなく戻ってきてバス停には発車5分前に着きました。
「花火大会でどこの店も満員だったけど、コカコーラが路上に出店を出していたんですぐに買えたんだよ。」
何はともあれ間に合いました。
しかし、本当はこのあとのほうがもっと事件だったのです!

バッグをバスの荷物入れ(座席の下辺り)に入れて座席に落ち着いたらパパさんが、
「しまった!大汗かいたのに着替えのシャツを出し忘れた!」
バスの中で食べるおせんべいは出したのに、おっちょこちょいですね。
タオルで汗を拭き吹き我慢していたようですが、冷房が効きすぎていたのでサービスエリアで停まった時に荷物入れのドアを開けてもらいにパパさんが出て行きました。
トイレは行ったばかりなのでりっちとおしゃべりしていたらりっちの携帯が鳴りました。
「あ、パパ。はい、なあに。えっ?荷物入れに閉じ込められた?」
慌てて運転手のところに行き、事情を伝えてバスから飛び出ました。
すると荷物入れのドアは開いていて大汗のパパさんが立っていました。
パパさんによると、バスの乗務員に荷物を出したいと言ったら中に入って探すように言われ、奥にあった荷物のところへいったらドアが閉まってしまったとのことです。
そんなことってあるの?
パパさんはドアをたたいたりしても誰も気がついてくれないから、持っていた携帯でバスを予約した旅行会社に電話をかけ、そのあと私(バッグに携帯が入っていて気が付かなかった)とりっちに電話をしたそうです。
5分ほどバスのお腹の中に閉じ込められたパパさん。
鯨に飲まれたピノキオの心境かな?
ろうそく代わりの明かりは携帯の液晶画面だったそうです。
やっとのことで出てきたパパさんに運転手と乗務員は謝罪の一言も無かったそうです。

やれやれとほっとしたらまだ20:00なのにうとうと眠ってしまいました。
はっと、目を覚ましたところが大阪駅前。
ここから数名が乗り込んできました。
ところがバスはしばらくしても出発しません。
何の連絡もないまま、かれこれ20分以上は停車していました。
するといつのまにかするするっと出発しているではないですか。
さっきの長い休憩は何だったのかしら?
またうとうとしていたらバスががくんと揺れたので外を見ると大きな駅の近くでした。
りっちが外を見ると「・・・京都って書いてある。」
すると兄ちゃんが「トイレ休憩はいつかな・・・」(トイレの付いていないバスでした)
バスが渋滞で止まっているのでパパさんが乗務員に聞くと「大阪にはあったのに。」
ぬわにぃ~!そんなこと一言も言ってなかったじゃないの!
交渉するも京都ではトイレ休憩できないとのこと。
らちがあかないと思ったパパさん、携帯で旅行会社に電話しました。
するとまもなく「トイレに行きたい方はここで今すぐ行ってください。」と乗務員。
パパさん、兄ちゃんを連れて(自分も行きたかったらしい)飛び降りました。
すると、多くの乗客がわれもわれもと降りていきました。
「りっち。次にどこで行けるかわからないからトイレに行こう!」と私達も降りました。
京都駅に入ろうとすると警備員がなにか声をかけてきましたが無視して近くのトイレに飛び込みました。
以前、りっちと京都旅行した時にこの辺りは散策していましたから。
個室に入ったとたん、トイレットペーパーが無いことに気が付きました。
私は水に流せるタイプのポケットティッシュを持っていたので助かりましたが、隣にはいったりっちは持っていませんでした。
ドアの隙間からティッシュを渡してから壁をみると・・・
『このトイレに紙は常備されていませんのでご注意ください。』
慌てている時はこんな張り紙に気がつかないよぉ!

バスに戻ると皆さんまだ戻ってきていません。
どうやら夜遅くなので出入り口を閉鎖する為に警備員がいたようです。
そんなのを振り切ってしまった私達母娘(^^;)
皆さん、遠くのトイレに行かされたようです。
全員揃って出発となったとき、ようやく乗務員が言いました。
「次の休憩は浜名湖です。なお、バスの中では携帯電話の通話は控えてください。」
高松からバスに乗り込んだときはそんなこと言わなかったのに。
パパさんへのあてつけ?(だって、非常時だったんだもの。閉じ込めもトイレも)

りっちの高校の試合を見る為に私とりっちだけ東京駅で降りて快速電車に乗りました。
兄ちゃんがまだ眠そうだったので、パパさんと兄ちゃんは終点の東京ディズニーランドまで行きました。
私達女性陣は8:30までに家に着いたのですが、パパさんたちはTDL渋滞に巻き込まれ、挙句の果てにバスの降車位置が舞浜駅から思い切り離れていたそうです。
私はランドと舞浜駅の中間にバスのターミナルがあるのでそこに着くと思っていました。
とんでもない、ランドの駐車場に着いたのでそこから駅までかなり歩かされたそうです。
パパさんと兄ちゃんの衣類と醤油などの重い物が入ったバッグは兄ちゃんが持っていましたのでかなり辛そうだったとか。
家に着いた時「肩がいて~よ~!」とばてばて状態でした。

後日インターネットで検索したらこのバス会社は結構いわくつきのところで、テレビにも取り上げられたことがあるそうです。
知らなかった。
うー、もう2度と乗らないっ!

by livingmama | 2008-08-26 15:25 |